整流板の温度テスト


 今回、我々TN2Pの製作した整流板ですが、これを作った意図は特に意味あった訳でもなく、N氏が効果あるからとステンレス板で適当に作った物が(日記にもアップしました)、そんな事がきっかけでした。
 ただ、個人的にはそれをどうせならばかっこ良くしたい。それだけの願望でした。デザイン中心です。
 
 いざ、製作していくのいろいろな問題に直面しました。それも皆の力でのりきれました。
 
 販売してみると、いろいろな意見もあり、それが大きなメーカーとは違い、意見を傾ける余裕や時間もあり、実際に製作している人は大変でしょうが、としの意見をがんばって聞いてくれました。
 
 もともと、精度が高かったために、逆にラジエターに当たってとの声もあり、結果的にはワッシャーを4枚挟む事になりましたが、精度が高かったので、逆にそれが項をそうして、ラジエターに隙間も作れました。
 OKUYAMAのプレート装着車は特にその必要がないともおもっていましたが、プレートの装着関係で、車体のフレームとの隙間が多い車と、少ない車でやはり誤差もありました。
 たまたまですが、としのSはそのような問題がなかったのが、今思えば逆に皆様にご迷惑をおかけ致しました。
 細かい装着方法はTN2Pのサイトにページがありますので、ご参考にしてください。
 
 また、アルミ素材の為にかなり温度が上がっているように感じた方もいたと思います。
 TN2Pでは、その素材を選び直す事もかなり真剣に考えました。
 
 その為にまず実際に温度を計ることにしました。それによっては素材を換えるか、または生産を中止するか、いろいろ考えましたが、TN2Pは自信を持って、この製品をお勧め出来る結果がでて、半信半疑の自信しかありませんでしたが、TN2Pではそれが絶対的な確信に換わりました。
 
 上記が計測結果です。少なくとも、整流板は触るとかなり熱く、とても36℃くらいには思えないのが実情ですが、それは内部に温度が溜まっていてそのように感じるようです。
 また、内部の温度は結果的にはエンジン自体でかなり温められていますので、それなり温度に上がっていますが、それでも30℃以上吸入口付近で熱が上がってくるのを抑えこんでいますので、結果的にこれによってのパワーアップはありえないとは思いますが、経たり方がかなり違って来ると思います。
 
 また、としの車はOKUYAMAのプレートのところにエアーダクトを装着していますので、ダクト装着してないSと比較しましたが、中央や右部分が左部分比べて温度が違いますが、ダクトが装着してないSは同じ温度でした。
 
 現在、TN2Pでは遮熱板のテストも終わりましたが、これがまた非常に素晴らしい結果が出ました。
 これは、今後アップいたしますが、内部温度で7℃、エンジン温度まで5℃も下がり、これはエンジンのフィーリングも違って感じます。
 皆様期待していてくださいませ。
 
 まとめになりますが、このはTN2Pにとっても非常に有意義なテストになりましたが、とし個人としても、自分達の努力がここまで成果が上がったことは非常に嬉しく思います。