吸入温度テスト
 2006/12/05

 外気温度 12度
 水温 78度
 油温 68度

 外気温度と言ってもあくまでもSに装着している外気温度なので車体の影響はあると思います。多分、実際は5度くらいかと思われます。
 
 2箇所の温度が測れる優れもの!  外気温度センサーはフロント・バンパーの入り口付近。  エンジン内部は一番手前のファンネルの側。

 まず、最初にパワーチェックで涙、涙の結果があったのでその為に吸入温度に拘りました。
 ボンネットを閉めた状態と開いた状態では、11psくらいの差が出た為です。これは特に4連スロットルの最大の弱点であり、場合によっては長所に成りうる可能性が多々あるからです。
 また、エアークリーナーのあるなしでも11psくらいの差が生まれました。
 ボンネットを閉めた場合は吸入温度、エアークリーナーに関しては吸入量に関与してきます。
 

状態 吸入温度
ボンネットを開けて停車 40度
ボンネットを閉めて停車 60度
   
無限のダクトをガムテープで塞いで走行 50度
無限ダクトを開けて走行 42度
無限ダクトを開けてナンバープレートを外しての走行 32度

 見てもらえれば説明する必要もないと思いますが、とりあえず20度の違いで10psくらいは違うって事も正確とは言えませんが、考えられます。まあ、外気温度も違うので全く正確とは言えませんが。
 テスト時は一般公道でのSTOP&GOの繰り返しで停車時は簡単に50度から54度くらいまで上ってしまってました。
 走り出せばダクトが塞がっていても多少は走行風でエンジンルーム内の温度は下がる事も今回分かりました。連続走行テストはこれからですが、多少は変わると思います。

 TC2000走行の時は少なくともTC1000の時と比べれば、あくまでも仮説ですが、10ps程度の差はあったと思われます。TC2000で上が伸びないと思ったのもこれではっきりした訳です。

 今後の課題としては、どれだけ遮熱出来るかって事が課題だと思います。32度でなくて28度くらいなら数馬力アップが可能なのですからね。