エアークリーナーボックス加工

 まず、今回のボックス加工のメリットは純正に戻せる事でしょう。まあ、元通りとは言えませんが、構造的には穴埋めで誤魔化せるので安心と言えば、安心です。
 又、ポルシェのカップ・カー(レース・カー)もこのような処置でトルクを犠牲にしないように、していますので、S2000でも同じかと。
 それと、いろいろとコントロール出来るので、皆様にお勧めの方法です。2箇所穴をあける事によって数通りのパターンが出来るので、個々の車の特製に合わせる事も可能です。としも下記の通り数パターン実験しましたが、それぞれ違います。
 セッティングのコツとすれば、エンジンが回りすぎても、軽すぎても良い訳ではありません。軽すぎると5速、6速で伸び悩みが出ると思います。また、4000回転くらいの中速から踏みこみで、やはりもたつく印象があります。
 ノーマルが良いと思えばそれで良しです。ただし、いろいろやれば自分の車や自分のフィーリングに合った、回転上昇を得られる可能性も大です。
 排気系、吸気系等弄っている方には是非試してもらいたいと思います。

ノーマル

レゾネ―ターノーマル
 以前、2箇所穴を開けましたが、フィーリングが合わず、穴を塞いだ状態でした。穴は、レジェントレックスで確りと塞いでいます。剥がすのも大変な状態だったので、99%心配なく元に戻せると思って大丈夫です。
 今まで特に不満はなかったのですが、先日SPOONのデモ・カーを試乗して思い当たった節があったので、もしかしてと思って、今回またテストに入りました。
 ともかく、良いとか、悪いとかではなくて、原点です。

2箇所穴開き

レゾネ―ターノーマル
 ともかう、2箇所穴開けです。25mmのホールソーで開けたと思います。いろいろな開ける方法はありますが、カッターとかともかく根気で開けてください。3箇所でもよいかもね?とにかく全て削除してしまったら、戻せないからね。
 肝心のフィーリングですが、0スタートではかなり吹け上がりも良くて、エンジンも良く回るのですが、何か回りすぎてエンジンだけが先に行ってしまう感じです。確かに軽快なのですが、自分で踏んだ分よりも回ってしまうので、コントロール性に欠けます。まあ、慣れの問題もあるでしょうが、エンジンも荒い印象です。
 それと、4,000回転くらいからの踏み直しで、異常に回転上昇が鈍ります。

2箇所穴開きとレゾネ―ター90%塞ぎ

 2箇所穴開きの次なので、半分レゾネ―ターの換わりに使用しているのかな?なんて想像しましたが、実際にダイレクト感が増し、アクセルの反応も素直な印象に感じました。
 それに、ノーマルよりも中間は良いし、結構当たりかな?なんて思ったのも事実です。
 そうそう、レゾネ―ターを塞いでいるのはいらなくなったガソリンスタンドのカードです。ちょうど良いのであったらこれの使用もお勧めします。薄いし、雨の問題もクリア出切るので。両面テープで貼っているだけです。
 最終的に気に入れば、このままでも良いですし、接着剤を使用するなり、個人で考えてください。

1箇所穴開き

レゾネ―ターノーマル
 これは、2箇所穴開きとレゾネ―ター90%塞ぎと同等かなと想像してのテストでしたが、感覚的には、2箇所穴開きをもう少しマイルドにした感じで、かなり想像とは違いました。
 こちら側はテスト段階なので、ガムテープで塞いでいますが、最終的には確りと止めてください。

1箇所穴開きとレゾネ―ター90%塞ぎ

 現在一番のお気に入りです。
 ノーマルよりも回転上昇も早く、アクセル開度に一番素直な印象です。軽すぎず、重すぎず、なかなか軽快で皆様にもお勧めしたいのですが、多分個人の車の状況でも違うので、難しい問題です。
 エアークリーナーがノーマルなら、1箇所穴開きくらいが面白いかもしれません。またはもっとか?
 SPOONのエアクリーナーを交換なさっている方なら全部開けてしまっているかな?開けてなかったら、としのお勧めなんか良いかもよ!

戻る