ロックフォード8320のレポート


 Sでは、としはいろいろなヘッドを使用しました。それは凄く今まで興味のあったものを自分の車で聞いてみたかったのと、現在ではオークションで良い中古や平行物も気軽に買える時代だから、その際やってしまおうと思った訳です。
 純正から始まり、SOUNDSTREAM、カロッツェリアDXP-1、ALPINE7909、ロックフォード8320と聞いてきました。それぞれ良い部分がたくさんありました。
 ただ、一番言える事は、国産と海外品ではちょっと考え方が違うようにも思えました。
 国産はやはり、トータルで綺麗にまとめるような、音を聞かせる音作りです。海外品はクオリティーは落ちる物もありましたが、それでも音楽を心地よく聞かせるようなセッティングを行なっているのです。
 そんな訳で、国産品は音を楽しむ感じで、海外品は音楽を楽しむ感じです。
 その中でもSOUNDSTREAMはJAZZやバラードを聞くのに非常に向いていますが、ロックフォードはロックやPOPSを中心に聞くのに非常に楽しめる製品だと思いました。
 特に今回のロックフォードを選んだのは、もしかしたらアンプが必要ないほどパワー感があると言われている、ロックフォードなら本当にアンプを外せるかも?
 また、アンプはへリックスを使用していますが、ロックフォードのヘッドとへリックスのスピーカーの相性が良いと言われているので、ある種その辺も狙ってみた訳です。
 狙いは結構敵中で、中域にこしがあり、低域も確りと出てくるし、高音はある種癖がありますが、その癖が曲によっては結構ピッタリとはまってきたりして、結構気に入りました。
 7909は確かに良いのですが、ロックやPOPSにはあまりにも穴が見えすぎて、逆に欲求不満になってしまう部分があったのですが、その辺を上手くコントロールしていて、相性も良いと判断しました。
 そんな感じでしばらくこれを聞いて楽しめそうです。

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