コーナーウエイト at D-DREAM vol.2
 車体下にレーザーを置いて、その水平線からボディー下部までの高さを測れば、まず理想的な高さが測れるわけです。
 これはリアのトウを計測している時です。
 乗車時です。85kgくらいのウエイトを使用しています。  空車時です。ホイールとタイヤの影響か?・・・ちょっと軽めです。

乗車
  -
クロスウエイト 630.5kg 604.5kg -
300.5kg 314.0kg 614.5kg
290.0kg 330.0kg 620.0kg
左右ウエイト 590.5kg 644.0kg 合計 1234.5kg

 上記は前回の計測です。

乗車
  -
クロスウエイト 606.0kg 624.0kg -
291.0kg 326.0kg -
298.0kg 315.0kg -
左右ウエイト 589.0kg 641.0kg 合計 1230.0kg

 今回の計測です。最終的にはいろいろ行ないましたが、納得出来る結果は出なかったのが実情です。筑波スペシャルみたいにピロでボディーも硬ければもっと微妙に動くのでしょうが、一般的なSはこんなものだと思います。
 ほぼ全輪いろいろ傾向を探りなが調整して、スタビを緩めたりして計測を繰り返しましたがコーナーウエイトで追うのは必ずしも正しいとは自分のSでは言えないようです。
 以前ASMでいろいろ車高を変えてテストしたのと同じような結果が出てしまいました。としのSは今回のデータで見れば、右フロントを3mm上げていますが、ウエイト的にはそうしなければほぼぴったりに近い数値になる感じです。

 
前  100.5mm 100.0mm
93.0mm 92.5mm

 
前  3.15 3.15
2.85 2.87

 車高、キャンバーはこんな具合で乗車でほぼピッタリです。
 渡邉さんも関心していましたが、自分がやってきたことが証明された感じでした。
 

 
空車
 
290.0kg 295.5kg
281.0kg 282.0kg

 いろいろやっても駄目なんで左右のショック長を同じにして、空車で計測したら渡邉さんも納得してくれたようで、いろいろデータを取りながら行なってきたのが最善だって事が分かりました。
 
左乗車
 
313.5kg 300.5kg
空車からの増加分 23.5kg 5kg
320.0kg 298.5kg
空車からの増加分 39kg 16.5kg

右乗車
 
294.0kg 320.0kg
空車からの増加分 4kg 25.5kg
299.0kg 320.5kg
空車からの増加分 18kg 38.5kg

 どちらかのバネが悪いのではないかと言うので、一応テストの為に左右に乗車しました。全く同じとは言えませんが、ほぼ傾向としては同じだと思います。