エンジン組み立て vol.1


 ピストン単体での撮影は出来ませんでした。ヘッドのボーリングも終わり早いものでここまで組まれていました。
 ピストンは1個だけ1g重かったらしくバランスは調整されました。
 ヘッドのボーリングはクロス・プールと言って、ノーマルでもある程度は同じなのですが、鏡面にしないようにされています。
 鏡面にするとガスが流れてしまい不完全燃焼の原因にもなり、細かいギザギザがあることによってガスがたまり燃焼効率があがるように加工されています。
 コンロットのバランス調整された跡です。部分的に削られていました。とにかく非常に楽しみなってきました。
 チェーンの部分です。ガイドも綺麗になったし、後はカバーを装着されればこの辺りは終了ですね。
 門間さんからはいろいろオイルの流れ方とかお話を聞けて参考になりました。一番上のギアの辺りにオイル・ポンプがあってそこを辿ってギア下部のガイドの下からオイルが流れてオイル・フィルター部分に行くそうです。
 そこからエンジン全体に行き渡っていくとか、結構難しい話でした。
 それにしても綺麗で嬉しい。

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