2015 ミニJOY耐久レポート
 お疲れ様でした。

 ミニ耐久はサポーターのお陰で今年も無事完走出来ました。

 さてさてプラクティスは今回は少しづつECUを煮詰めるのが目的だったのですがこれは少しづつ改善されていきました。
 はっきり言ってもっと時間が欲しかったのは事実ですが、仕方ありません。

 結果的に見ればそれなりに頑張ったつもりでしたが、ECUに関しても最低線のところをクリアしたかんじでした。
 でも自分で書いたECUでレースを走りきったのはちょっと嬉しい気もします。ただ、やはり結果が全てなので・・・。

 今回はブレーキパットを前回までよりもレートを落としました。プラクティスで確認して予選では前のパットを使用することにしました。

 ただ、そのパットは決して厚みがたくさんあるパットでは無かったので予選前に乗り込んで違和感が若干ありました。その辺りもクリアがないと思いながらでも今一つだったんじゃないかと思います。

 個人的にはECUの煮詰めで0.5秒jくらいは足りない気がしました。
 
 とりあえず15秒台には入れましたが、辛かった。楽にタイムが出せるようにと頑張ってきたつもりだったけど足りませんでした。
 
  レースでは昨年に比べればリアのナットの微妙なゆるみが無かったのは良かったのですが、やはりパットが今一つで安定した効きを出せない感じでした。

 やはり荷重をしっかりかけないと曲がらないセッティングんなので安定はしていますが、ちょっと気を抜くとタイムが落ちてしまってある程度のタイムを維持するためにエンジンでタイムを縮める時やエンジンをちょっとセーブするためにブレーキでタイムを縮める時とか結構コントロールして走ってました。

 極端に言えば全てちゃんとまとめればタイムは縮まるますがそこまで気を入れないといけないのが今回のブレーキバランスでやはりテストもちゃんとしないで迎えた結果だと思っています。
 
 ECUに関してもパワー的にもうちょっとと思う部分もありますが、とりあえず馬鹿みたいに遅い訳ではないのですが、燃費の確りしたデータが取れていなかったので今回満タンから走りだして26周目にガス欠になってしまってスローダウンで給油に入って昨年よりもピットストップの時間が1分長くなったのを差し引いても45秒のロスをしてしまいました。

 たった45秒ですが、これがレースの世界。

 この45秒はおおまかに考えれば1周辺り2秒遅く走っているのと何ら変わりがなくなってしまいます。

 http://www.twinring.jp/result_m/2015/4wheel/0315_joytai_f.html

 昨日の最終結果ですが、I love S2000が7位で6位との差は5秒、クラス優勝のチームとは30秒の差でした。

 1周早くピットしていれば・・・もしかしたらクラス優勝の4位も可能だったのかもしれないと思うとそれだけで悔しさでいっぱいになります。
 でも、それは燃費データが無かったので結構燃費は良くなっているんじゃないかと錯覚してしまっていたんです。

 この為におっちゃんが回転をちょっとセーブして走ったのもまた敗因の一つです。

 自分の走行中にやはりJOY耐よりはそれでも攻めているので車への負担も大きかったので途中から4速が入り辛くなったり多分右リアのハブベアリングは終わっていたと思います。

 後は個々のドライバーがもっとしっかり走れば優勝もやはり可能だったのはないかとちょっと思えました。

 はっきり言って優勝したフィットのハイブリットは周回タイムは2分30秒くらいです。

 http://www.twinring.jp/result_m/2015/4wheel/pdf/0315_joytai_laptime.pdf

 ただこのハンディキャップレースがJOY耐なので仕方ありませんが10秒もラップタイムが違うのに・・・。

 これはゴルフで言えば新ぺリアみたいなもので上手い人がちょっとミスすれば優勝はなかなかないですからね。優勝するには些細なミスも許されないって事です。

 結果的に考えれば後1分40秒です。

 車的に考えれば燃費を良くする。
 満タン時はやはり重さがあるのでタイムが縮まらないのでその辺りもセットアップからトータルで煮詰めていかないといけないと思いました。

 ただ外から見ていると最終コーナーは安定して見えたと言われたし、運転手側もそこは楽になったのでボディー剛性が効いたか?またはパットを緩くした恩恵なのか?・・・はっきりしませんが、前向きな部分も多々あるので、強くなって帰ってきたいと思います。