第2章


ミッション・オイルの役目の1つは、ギアの潤滑し、磨耗や発熱を防ぐ事です。分類では、GL−3,4,5があり、粘度はエンジン・オイルと同様のマルチ・グレードがほとんどです。
GL−3,4は、ミッション用が多く、GL−5はデフ用が多いですがその限りではありません。
GL−3,4,5では、それぞれ磨耗特製が違うので、メーカー指定以外では悪影響を与える可能性があります。
SAEの表示は、エンジン・オイルより大きいものが多いですが、規格が異なるので単純に比較してはいけないそうです。
硬いオイルの方が支える力が強いというふうに考えがちだが、メーカー規格にあったものが1番適しているそうです。
純正のこのオイル、いろいろ調べましたが分類は分かりませんでした。
硬度は、7,5W−30です。
一般的に社外品では、GL−4,5で75W−90、80W−90,80W−140とかありますが、硬度的には全然違います。
しかし、上記で説明したとおりメーカーによっても規格が異なるので、純正の7,5W−30と社外品の75W−90がそんなに違うとは思えませんが、私には何とも言えません。
最後に、雑誌等でいろいろオイルを交換しているのを見かけますが、個人ではやはり不安です。交換しても個人の責任でショップが責任をとってくれる訳ではないので、私は何らかの保証がないかぎり純正を使っていきます。
出来るのならば、HONDAに一般的な硬度のデータ発表を希望します。もちろんHONDAを愛しているユーザーのために。

ミッションのコンテンツを参照ください。
簡単に言えば10W−40と75W−90がほぼ同等らしいです。
日常では75Wー90でサーキットでは75W−140がいいみたいです。これはオメガの返答です。
上記とダブりますが、デフにはミッションよりもタイヤの力が直接かかるので、メーカー指定のグレード以外使用しないのが懸命です。
シングル・グレードとマルチ・グレードがありますが、マルチ・グレードのほうが低温時と高温時の変化があり、シングル・グレードの方が温度による変化が少ない(素直に温度の上がった分だけ変化する)のでリアル・オープン・スポーツをめざしたHONDAはシングル・グレードを選んだのでしょう。
以前、とあるショップで聞いたことがあったのですが、サーキットのためにマルチ・ブレードのオイルを入れたりするが、結局街乗りのために純正指定に戻す場合が多いみたいです。
API GL−5
SAE#90
API GL−5,SAE#90は、探せば結構あります。その中で自分にあったオイルを探すのも楽しいです。
デフ・オイルは、ミッション・オイルよりこだわる人が結構多いです。車自体の動きに直に現れるからです。同じオイルでもメーカーによって添加剤の調合で感じも変わってくると思います。
たかがオイル、されどオイルです。車の命です。

いろいろ調べた結果、上記でいろいろ書きましたがトルセンの構造上固めのオイルを使用しても問題ないようです。
今後いろいろ使用していきます。