パワーチェックについて!
 パワーチェックには、何種類かの方法があると思いますが、ここではシャシー・ダイナモを使用する2種類の方法を簡単に記します。



ダイノパック
 ダイノパックは、駆動側のタイヤを外して、シャフトに直に機械を装着します。
 メリットは、ロスが少ないことです。また、SEVなどは磁気の関係からダイノパックでないと数字に出難いと聞きます。
 ダイノパックの場合は、測定数値そのままではなくて、1.2〜1.3の係数をかけるのが一般的なようです。ただ、ショップや車種でも係数が変わるようでその辺の理由はローラー式との互換性を出す為と聞きましたが、はたしてその係数が何を基準にしているのかは分かりません。
 また、基本設定をちゃんとしないとSの場合でも290psなんて数字も表れかねないとの事です。
ローラー式
 ローラー式は、タイヤが滑ったりするロスやローラー自体の抵抗もあります。また、バーストの危険性も多少はあります。
 また、磁気を発生する為にSEVには不向きと。
 しかし、ダイノパックほど正確でなくても、ある程度の目安にはなります。


 これが、シャシーダイナモに私のSをセットしたところです。この後安全の為のベルト止めしました。
 ちょっとボケてしまいましたが、リアタイヤをローラーの上にのっけてるのが分かると思います。  ガラス越しから見た所です。実際チェック中は危険なため後ろに回るのもいけないようです。
 赤いベルトが見えますか?
 このベルト装着の為にストレイキーを取り外してました。
 フロントには、何かコードを取りつけてました。そこからデータを拾っているのでしょうか?
 また、フロントからは扇風機で風を送ってますが、1台なので不充分かもしれません。