ダイノパック vs ローラー式


 何回か、パワーチェックして計測結果は別にして、ダイノパックと、ローラー式の誤差とでも言うのでしょうか、ちょっと考えたいと思います。
 上の表を見ますと、絶対気圧とか気温とか書いてありますが、その下の修正規格の覧が0.95 SAEと書かれていますね。これが補正値です。
 基本的な条件があって、それに対して修正値が変ってきます。だから、例えば条件が良ければ、この数値が小さくなり、悪ければ1.02とかになってくるようです。
 よって、車のパワーは冬の方がコンディションは良いのですが、結果的にはイコールコンディションに近い考え方だと思います。
 もちろん、ダイノパックも考え方は同じでその辺を確りしておかないととんでもない数値が飛び出してくるわけです。
 ちなみに、これは前回のデータですが、今回は気温も高かったせいか修正値も0.98でした。
 さて、修正前は211psだったのですが、それはどうでも良い事にしましょう。修正後は200psです。
 ところで、ダイノパックでは226psでしたが、これは修正値ではなくて、係数を掛けてます。数値は1.2です。でないといくらになると思いますか?188psです。
 では、ローラー式ではいろいろな条件でパワーが1割位ダウンすると書いてあります。
 下記画像を参照ください。一応、拡大出来ますが・・・。
 200psで1割ダウンなら、9分の10が本来の値と言う事になります。計算すると222psです。
 結論ですが、ダイノパックで係数1.2を掛けて数値が226ps。
 ローラー式で補正後の数値に9分の10掛けた数値が222psです。
 よって、多少の誤差はありますが、大体の数値は同じくらいなので、この方法で計算すれば、皆様の数値もこれから計測をするときの参考になると思います。