補強について
補強についての良い、悪いはここでは討論したくありません。
下記に書いた事は補強パーツのとしが感じたインプレですので、純正が一番と思えばそれで良し。ちょっと剛性が落ちたと思えば、そこを補強すれば良し。剛性が落ちる前に補強しておこうと思えば、それも良し。重くなるから止めようと思えばそれも良し。
何らかの参考になれば幸いです。
フロント ストラット・タワーバー
装着後の特性は確かに剛性感が増す印象があります。特に、高速走行ではその恩恵をかなり感じます。
個人的には、ないと怖くて運転出来ないくらいです。
又、コーナーリング中は、ステアリングのキックバックの減少を感じ、余計な抑えこみも必要がなくなる印象があるので、非常に楽ですが、その分コ―ナー途中では、フロント自然と逃げてはくれないので、良い意味のアンダーも減ります。
ステアリングのレスポンスも上がる印象がありますが、実際にはボトムインが減る傾向にもあるので、荷重が移動しての曲りは少なくなります。
フロントとは違い、ステアリングに直にinformationが来ないので、分かり難い部分もありますが、純正から強度アップした場合はふにゃっとした感じがなくなり、ある種しなり感が減るのでグリップが一瞬下がった印象も感じられます。
ただし、締めつけトルクが弱いと逆の印象もあるので、それほど重要な場所ではないかもしれません。
アンダーの補強はアッパーとは違い、本当の意味で剛性感が増す印象です。乗り心地も高級感が増し、脚がよく動く印象があります。
純正からの交換品ですが、純正が板に近い作りに対して、筒状になっているので、剛性アップすると思われますが、やはりリアがフロントに対しては分かり難い部分ではあります。
しかし、全体的に見ても、S2000はリアがフロントに対して弱いと言われているので、非常に大事な部分ではあります。
ロア・バー
S2000の中で数少ない、縦の補強パーツです。としの印象はかなりフロント・ピラー部分の剛性まで上がった印象なのですが、ある種車がアンダー方向へ進むのと、ひらひら感が減少したので、かなり維持するのに悩んだパーツです。
脚を固めた今では補強して良かったと思うパーツですが、純正の脚で過ごすのなら、もし車を換えたならば装着しない部品の一つです。
ロア・バー + ボディーネジ止め
普通だとなかなか出来ない補強です。追加でプレートを装着して、間で固定しています。
理由は、結構バーが長いので撓ってしまう可能性があるので追加しました。
ロール・ゲージ（斉藤ロール・ゲージ製）
安全面とか、茂木サーキットを走行するための必需品です。
としは、追加でバーを入れましたが、ある、なしではやはり剛性が違いました。