2004/01/20
 ウエイトについて少し深く考えてみると、車高で5mmの違いをバランスで考えた場合はさほど移動しないことは証明されましたが、やはり微妙な差でしたら、それを追うのはやはり大事な事だと思います。
 さて、昨日よし坊のSの燃料の減った場合のバランスを考えてみましたが、ひろしさんのトランクのウエイトを下ろした時のデータが下記です。
ひろし 3 LEFT RIGHT
FRONT 302kg 320kg
REAR 316,5kg 297kg

 このデータをひろし2と比較すると5mm上げた車高のバランスは戻ってしまい、リア側だけかなり軽くなったのが分かります。確かにトランクは一番後ろでバランスがリアだからかもしれませんが、バランスの移動が本当に少しで結局は重量そのものが影響していると判断出来ます。
 ウエイトを下ろしたひろしさんのSの総重量は、1.235,5kgで、としのSとはさほど変わりがないのが分かります。
 ただとしのデータと比べると対照的なのが分かります。
 ひろしさんはバランスを取るのに悩んでいましたが思うにSの場合は微妙なバランスが全てのバランスとして設計されているってことです。
 ちょっとした・・・・もしかしたらシートを左右同じものを交換してもバランスが崩れるかも?・・・ってくらい想像してしまいます。
 ひろしさんの場合はある種普通の流れだと思います。多分、スペアタイヤを装着してそれだけでかなり調和が取れてくると想像します。
フロント 17回転 21回転6分の1
車高フェンダー 635mm
リア 24回転6分の1 21回転6分の3
車高フェンダー 628mm

 さて上記は山野足の時のデータですが、ボディー下部等ではなくてやはりアンダーアームの高さとかで調整しないといけないのかもしれないって事です。
 だってコーナーウエイトの流れは見事にバランスと一致しているでしょう?
 ただ、実際にはクロスでバランスが保たれているからひろしさんのテストで想像すると全くバランスが悪くなる印象です。
とし仮想1 LEFT RIGHT
FRONT 316kg 304kg
REAR 288kg 320,5kg

 上記は仮想ですが、4回転フロントを戻した結果です。
とし仮想2 LEFT RIGHT
FRONT 319kg 298kg
REAR 291kg 320,5kg
 
 あくまで仮想ですが、こんな感じで左リアを下げるともっと悪くなる可能性も多々あります。
 片側だけで連動してくれれば簡単なんですが・・・。
 今までのパターンで大体フロントを左右で5mm下げてもリアまで3mmくらい下がってしまう場合もあるので結構難しいですから。
 明日はサーキットなのでその報告になると思いますが、また続きは書きます。
2004/01/19
 昨日はASMに行ってきました。体重測定です。
 はっきり言って、としのSは軽くはありませんでした。いろいろ取り外していますが、いろいろ装着されてもいて、結局は大して軽くなっていないって事です。(涙)
 ちなみに総重量は1,228,5kgでした。ただ、ガスが満タンなので+40kgは変わってきます。Sの一応車検書のデータを見れば、1.240kgになります。
とし LEFT RIGHT
FRONT 320kg 304kg
REAR 292kg 312,5kg

 とりあえず、これがバランスになります。誤差の理由をいろいろ考えて自分で納得させようと思いましたが、答えは出ません。としはこういうのって結構気になって眠れなくなってしまうんです。(笑)
 ちなみに比較のためによし坊の04モデルのデータを公開しちゃいます。
よし坊 LEFT RIGHT
FRONT 313kg 316,5kg
REAR 334kg 340,5kg

 としのSと比べればかなり左右のバランスが整っているのが分かると思います。これで本当にノーマルSのバランスの良さが証明されたことになります。ちなみに総重量は1,305.5kgで、これと比べれば人間一人分はとしのSも軽くはなっています。
 さて、よし坊のSについていろいろ考えてみると、確かにリアが40kg重いのですが、ガスがなくなればほぼフラットになります。全体的に軽くなるんではないかと思いますが、としの判断では燃料タンクは丁度リアタイヤの位置だし、この後のひろしさんのデータでいろいろと証明される訳です。(笑)
ひろし LEFT RIGHT
FRONT 301kg 320,5kg
REAR 327,5kg 315kg

 ひろしさんの総重量は1,264kgですが、これはリアにウエイトを積んでいるかなんです。ひろしさんのトランク内の荷物の総重量は26kgもあります。
 工具からヘルメット・・・・・。(笑)
 でもってその次にひろしさんが右リアの車高を4〜5mmほど上げてバランスの変化見ました。
ひろし 2 LEFT RIGHT
FRONT 301kg 318kg
REAR 331kg 313kg

 確かに右フロントは2回転分の車高を上げたんですが、大して変わらないのが実情です。
 車高て5mmってのは非常に大きな差なんですが、ウエイトではたったの2kgしか変化しませんでした。
 面白いのはやはりクロスでのバランスの重要性を語った感じで、左フロントは変わらずで、右リアの引っ張られて軽くなりましたが、右リアに全てのバランスが片寄ったことになります。
 何かの雑誌に10mmくらい車高を変えても大して変動しないって話を読みましたが、なんとなく理解できました。
 いろいろ面白い話はあるんですが、続きはまた明日。
2004/01/17 その2
 今日は雪で中止だと思っていたんだけど、一応顔出したら、3人いました。
 その後初参加のKAORUさんまでいらっしゃって・・・。
 雪なのに皆物好きです。(笑)
 それにしても04モデル買っただけあって、よし坊の勢いは留まるところがないって感じで頼もしいです。
 とにかくお疲れ様でした。皆無事帰宅したかな〜?
2004/01/17
 今日は朝から雪が降ってますが、積もるまでにはいたってないですね〜。
 お陰様でとしは暇なんでディーラーにオイル交換に行ってきました。距離はあまり走っていませんが、ハンクラの後でオイルをチェックしたらあまりに汚いので交換しないといけないと思いました。
 ついでにミッション、デフ共に交換しました。次の水曜日はまた走行があるのでこのくらいのメンテナンスは仕方ありませんからね。
2004/01/16
 先日のハンクラで山野さんからセコハンのS2000での筑波最速バトルの話をしてもらいました。
 走りの内容についてはいつも習っている事の延長みたいで、特に面白くもなかったのですが、一番印象的だったのは、山野さんのウォームアップの話でした。
 体を温めていなくは操作が干満になるから暖めなければならないのですが、車の暖房を全快にして暑くても我慢して30分くらい暖めていたそうです。一発勝負だから、凄く大事なんでしょうが、スポーツ選手のアップとは弱冠違った感覚でなんか面白かったです。
2004/01/15
 ここ数日RGのショックの良い話をしてきましたが、やっぱり完璧なものはありません。
 10点方式で点をつければ、あくまでとしの独断と偏見になります。
 街中7点、ワインディング10点、サーキット8点、首都高5点、綺麗な高速8点、こんな感じでやはり首都高3号線は最悪です。ただ、この辺りは減衰力の調整で何とかなるかもしれません。
 とりあえず、装着してすぐに一番柔らかい仕様を乗って、その後真ん中にして、それからずっと真ん中です。
 昨日のハンクラも真ん中でいじりませんでした。でもいじらないで良かったと思います。
 やはり昨日は路面の変化があったので、安定したのがショックの減衰の恩恵と思ってしまった可能性もありますからね。
 まあショックの話はここまでにしておきます。まあ、今後は今までのようにいじれば日記にアップしますが、何よりも自分の車がよみがえったのが一番嬉しい出来事なんです。
 多分、今後は減衰やらホイールのオフセットとかでドリフト、サーキット等を使い分けれれば一番理想的だと思います。
2004/01/14
 今日は久しぶりのハンクラを楽しんできました。昨年は結構申し込んだんですが、行けなくなった事も多かったので、自分ではあまり参加出来なかった印象が多いです。
 今年は昨年のいろいろな参加行事の反省点も含めて、なふべく行ける時期に行かないとと思っています。
 月平均2回だとしても、忙しい時期は行けなくなるので、3回でも4回でも時間とお金が許せば参加しちゃおうと思っています。
 ところで足の感想ですが、グリップします。(笑)
 詳しく書くと長くなりますが・・・・今日は昨晩雪が降ったそうで、茂木に行く途中は数箇所雪の跡がありました。まあ、前に遅い車がいたので我々も大事に至らなかったです。(笑)
 路面があまりよくなく、最初は少し滑る印象でしたが、それでも今までよりも全然ロール感は少なく感じましたが、午後になると路面も出来て、まず滑らせるのは至難の業って感じになってきました。
 今までは待っていればなんとか滑らせていけたのですが、待ってもアンダーになってしまいました。
 結局は特性としては後半の立ち上がりで弱冠滑らせる事は可能でした。
 最終的には今までよりも格段に早いスピードで突っ込んで曲がらせれば滑りますが、多分無意味な感じでした。
 ってな訳で、路面さえ出来れば、筑波も期待出来ると思います。まあ、これから注文出せばそれなりの注文は出来ますが、とりあえずこの段階でどこまで出来るか試したいですね。
2004/01/13
 昨日は大体の選んだ理由を述べましたが、基本的な車高なんかなくて大事なのは自分の理想をはっきりさせることです。偉そうな事を言い訳ではありませんが、全長調整を手に入れたからには今までよりも楽に自分の理想を追えるからです。
 ただ、はっきり自分なりに思想がないと、漠然としてしまうので、逆に注意が必要になってきます。
 としの場合はまず現状の車高がほぼ理想的だと判断しているので、車高は山野足の時のままで調整してもらいました。もちろんキャンバーも同様です。
 車高に関しては単純に車検が通るぎりぎりの線です。よって90mmですね。
 それとショックのデータは一応希望の数値を出しましたが、とりあえずRacing Gear推薦の前後ともに10kgの仕様になっています。
 山野足に比べるとレートはフロントで同じ、リアでは低いのですが、乗った印象はとにかく全然違って確りしています。
 としは最初にフロント12kg、リア14kgか、リア16kgの指定をしたんですが、大丈夫だから前後10kgで装着してみろとの事で、装着に至った訳ですが、期待を裏切らない見事な仕様でした。
 とにかくロールを見事に抑えていることが運転が全然楽に感じさせてくれています。ショックの減衰力をあるんでしょうが、バネの長さが山野足に比べて短いのも原因だと思います。下の画像で分かると思いますが、一巻きくらい違います。同じ10kgでも短いと硬くなるものです。
 とりあえず、明日ハンクラなのでいろいろコメント出来ればと思います。
2004/01/12 Racing Gear
 今年第一弾の大きなモディファイがこの足の交換です。山野足からの変更で、かなり悩ませてくれました。
 いろいろな候補の中からこれを選んだ訳です。
 自分の候補を挙げると、もちろん第一候補はビルの全長調整式、無限、アラゴスタ、そして最終的に飛び出してきたのがRacing Gearでした。
 個人的に無限が良いのはいろいろな経緯、データ、もちろん山野足の次に親しんできたからその良さは理解しているつもりです。
 でも、最後はアラゴスタと天秤にかけました。しかし、考えれば、考えるほど、Racing Gearの利点の多さが最大の決めた原因です。
 初めてRacing Gearを目の辺りにしたのはセコハンに置いてあったのを見たときでした、一瞬PCRと間違えしまいました。色がゴールドだし、作りがかなり良くみえたからです。
 それがかなり長い間印象に残っていたのが1つ目の理由です。
 2つ目は、ピロを使わないで、でもレーシング・フィールドでのknow-howを生かしきっていると判断したからです。
 3つ目は、一度試しに装着して最終的なセッティングをしてくれるって事です。これは以前ポルシェの時にも小山ガレージでその方法でお世話になって、無駄がないのが分かっていたからです。
 単純に好きなバネレートが選べるってのは最大の利点です。
 4つ目は、使用しているスプリングがべステックスだったことです。これにはかなり共感を覚える部分です。
 後から分かったのですが、以前はアイバッハを使用していたそうです。・・・・それもかなり真面目にやっているんだと選んで良かったと思った理由になりました。
 5つ目は、開発ドライバーが試乗したり、アドバイスをくれたり、またレース担当メカニックが確りと調整してくれてアドバイスもくれる。
 後々ですが、この開発ドライバーの方から1mmの調整の大事さを聞かされて自分のやってきた事の正しさや、また車の剛性がかなり高いので違いが分かり易いと、でも街乗りはこれだけ硬いから辛いでしょう。・・・とも言われました。(笑)
 6つ目は考え方が外車的って事です。
 最近は16kgなのに乗り心地が快適だとか、レートが硬いのにショック側お動きをソフトに降る傾向がありますが、これが全く逆で、柔らかいスプリングなのにかなり確りしていて、スプリングには絶対にショックは負けないけど動かしてやるって・・・そんな考え方だと思います。
 ある種、ボディーが確りしていて、尚且つスポット増しをしている自分のSには好都合だった訳です。
 とにかく、これだけでもかなり利点があるので、ケチな自分には丁度良かったんです。
 乗り味として、3人おばんで横に乗せましたが、誰もが高評価をしてくれました。
 自分でも変えて成功だったと思います。