クワンタム情報(ショック全般) |
本日、クワンタムに電話していろいろな話を聞けました。まあ、いろんな考え方がありますが、目安になると思いましてここに記しました。 理由は訳も分かずに、ショックを勧められるままに装着して、いろいろな不満もあると思います。 |
クワンタムについて! |
クワンタムのメリットは低圧式なところです。一般のダンパーは減衰力を上げるとガス圧も高くしなければならないようなのですが、クワンタムは構造が他のショックと違うのでその必要がないのです。 簡単に言えば、その分当たりが柔らかいのですね。と言う事は乗り心地も必然的に他のショックと比べると良くなるわけです。 詳しくは私が述べるより、カタログ等請求したほうが良いと思います。 |
フロント・スプリングの硬度は? |
まず、スプリングの硬度に関してです。 フロントは、ストリート仕様では8kgに設定されていますが、基本的にクワンタムはオーダーに近いのです。 でもって、8kgの意味を聞いてみました。 8kgは(もちろんこれは飯田章他プロに頼んでのセッティング情報です)一般公道や岬ではブレーキの踏み方からしてサーキットとは違いガツンと踏まないほか、どちらかと言うと残し気味でブレーキをするようで、8kgがフロントの過重移動とかも適度でお勧めらしいです。 ちなみに、6kg、8kg、10kgくらいからがストリートでは良いそうです。でもって8kgで物足りない方が10kgとか使用するらしいのですが、10kgだと荷重移動がちょっと分かりにくいとの事。また、乗り心地を考えると8kgとの事です。 |
リアは? |
リアの設定は6kgになってます。これももちろんストリート使用を考えての事ですが、6kgではS2000の特性を考えてアンダー・ステア傾向だそうです。 この辺の設定がかなり好みのところだそうです。 8kgにすると、弱アンダー気味だそうです。 10kgにすると、ニュートラルに近いとの事ですが、それも人それぞれでしょう。 |
サーキットでは? |
サーキット主体で考えると、筑波サーキットを考えると、フロント14kgでリア16kgが良いとの事です。 また、サーキットによっていろいろデータがあるようなので、直に電話するといろいろ情報提供していただけます。 |
ちなみに! |
ちなみに、サーキットでもロールゲージを入れて、Sタイヤもしくは、スリック等では、フロント18kgでリア22kgが面白いとか。 PHASEでは、この設定のようです。 |
サーキット3割、ストリート7割 |
この位では、フロント10kgとリア12kgが良いかもと。 ただ、高速のつなぎ目とかではショックが多少はあるからといってましたが、それでも気になる人と、気にならない人がいるので難しいチョイスだと言う事です。 |
SwiftとNOVA |
これは、スプリングのメーカーの違いです。RM標準だとSwiftですが、RSとかだとNOVAになります。 また、RMでもオープションでNOVAを選ぶ事も出来ます。 SwiftとNOVAの違いは、例えばサーキットとかで、もし同じ硬度のスプリングだったら、Swiftでちょっと沈み込みが多くなってきてもう少し硬度を上げたいな〜なんて思ったとしても、NOVAではそのような感じはなく、そのままの仕様でOKだそうです。 ただ、ストリートではSwiftでも問題ないとか。 |
クワンタムの推薦車高 |
クワンタムでの推薦車高のダウン数値は、フロントで20〜25mm。リアで25〜30mmだそうです。 あまり私のように車高を落としたくない方にはこれも嬉しい事ですが、車高を落としたい方にも実は良いのです。 理由は、最初に書いたようにオーダーメイドに近いので、いろいろなことで注文出来ます。 例えば、車高はフロント30mm、リア30mmダウンでサーキット走行2割で尚且つデートにも使いたいとか言えば、それなりのデータで対応してくれるとの事です。 |
設定変更可能 |
まあ、最近では設定変更も可能なのはあたりまえですが、出来ないものも未だに結構あるので。 |
さて、私は? |
私は、クワンタムの人とお話して、押し付けがましくなく、尚且ついろいろなデータも確りしているの信頼出来ると判断しました。 個人的にはストリート9割、サーキット1割でしょう。また、旋回特性としては弱アンダーがやはり良いと思うので、フロント8kg、リア8kgくらいかと思いました。 また、特にサーキットを考えるとコシのあるNOVAで注文しようかと考えてます。 |