図1 | ||||||||||||||||
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図1はトレッドのセッティングを考える(路面への力)で使用した図です。 | ||||||||||||||||
図2 | ||||||||||||||||
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これはトレッド広げたことにより、横への応力を元に戻すための処置のひとつです。 見れば分かると思いますが、応力は同じにしてやっている訳です。単純に言えばプリロードをかけて車高を上げるなりすれば応力が同じになり、横へ逃げ力を戻してやれることになります。 |
まとめとテスト結果
とりあえず、3項目のまとめになりますが、まだまだ続きます。 としがスペーサーを使いだしたのは、もともとフロントのSPOONのキャリパーを装着した為でしたが、なかなか面白いデータが取れたと喜んでいます。 スペーサーの装着前までもかなりの時間をかけて調整したりしてきましたが、それなりに煮詰まっていたいためにスペーサーの装着は応力に逃げる方向へ進んでしまいました。 これは、単純にとしの結果であって、個々の車の状態によっては、その応力がより良い方向へ進む場合もあることを覚えておいてください。 確かに、スペーサー装着後はアンダー、オーバーが激しくなり、車の挙動が不安定になりました。でも、アクセルは踏みやすいし、踏めれば早いと山野さんもおっしゃってくれました。 しかし、プリロードをかけることにより重心を上げて、逆により適正なフィーリングに近づくことに成功しました。 まあ、上記の理論そのものです。ただし、数値で追っている訳ではないので、まったく同じとは言えません。 でも、結果的には以前よりも前後のスペーサーの幅の違いはありますが、フロント8mm、リア11mmでトレッドも広げることに成功しましたし、トータルでグレードアップに成功したと思っています。 |