オーディオ雑学 実行編


 最初に、スピーカーを交換するとか、ヘッドを交換するとか、いろいろなトレードイン的な方法もありますが、どっちにしろ、実際は最低限やっておきたいのが、防振や制振です。
 どの車も似たような基本的な作業ですが、たまたまS2000でやっているので、参考にしてください。

 http://toshi.cside.ne.jp/car_audio.html

 この作業は、実際に私以外も数人が行なっていて、皆満足した結果を得ています。
 
 次に、大事なのがスピーカーの装着方法です。
 S2000の純正はプラスティックのボードと呼べるものかどうかは分りませんが、それを使用しています。
 ただ、装着部分にはやはり密度の濃い素材を使用して尚且つ柔らか味のある音を出せれば最高ですよね。
 そう思うと、やはり木材を使用したいと思いませんか?いわゆるバッフルボードと言われている物です。
 私の場合は2回製作しています。一度は純正形状、2回目は多少の加工がスピーカーの形状が特殊だったので、必要でしたが、下記を参考にしてください。

 http://toshi.cside.ne.jp/car_audio2.html

 http://toshi.cside.ne.jp/new_caraudio.htm

 まあ、我ながら良くやったと思いますが、現在はCAROMとか言うブランドから、HONDA用のバッフルボードが3,000円くらいで販売されているので、それを使用するのが,1番簡単な方法で、高価的だと思います。
 
 さて、次は何をしましょうか?
 そうですね〜。バッテリーの強化なんていかがですか?純正のバッテリーは19とか、20くらいなのですが、純正は純正でもVGSはバッテリーの容量が倍近くある38だったと思います。これだけでも、安定感は増しますが、音が変わるかは疑問です。
 そこで、オーディオの電源には、メインの電源と、キーを入れて全てのスイッチが入る、アクセサリー電源の2種類があります。
 今は、便利な世の中で、プラス線にヒューズが装着された線と、アース線の2本がセットになった物が販売されています。これは、1,000円もしないと思います。
 この線をオーディオのメインの電源に直に引きます。いろいろな所を回ってくる電源ではなくて、直に電気を通してやれば、全然音の良くなると思います。また、この作業はノイズの対策にも有効ですので、是非やってみてください。
 そうそう、アースも別にしてくださいね。
 
 さて、次なる作業はアンプの増設です。これは、音質にも影響がありますが、音圧があがるので、低音も出ますが、とにかく強い音になります。
 だから、エンジンを回したら、音が聞こえなくなっていたのが、聞こえるようになります。いくら、ボリュームを上げても、音圧が上がらないと、かき消されてしまいますので、オープン時にも有効ですので、トライする価値はあります。
 さて方法になりますが、純正のオーディオはアンプにつなぐ為の線がありません。ところが最近はまたまた便利なものでハイ・レベル・インプットと言って、スピーカーの線をそこに入れてる事が出来るアンプがあります。
 そのようなアンプを使用すれば、かなりの音圧があがるので個人的にはお勧めの方法だと思います。
 このようなハイ・レベル・インプットを持った有名なアンプでキッカーと言うアンプがあります。もちろん、他にもありますが、比較的押しの強いアンプがオープンにはマッチすると思います。
 まあ、それだけが正しい選択ではありませんので、個人の好みで選べば良いのですが、そこらへんのアンプいりは充実した音が聞けると思います。
 私のお勧めは、YAHOO!のオークションです。直輸入品もありますが、正規輸入品もあります。私は、このオークションはオーディオの宝庫だと思っているくらいです。
 まあ、一度覗いて見てください。

 http://list.auctions.yahoo.co.jp/jp/2084005294-category-leaf.html

 また、ラインレベルを交換する変換機みたいなものありますので、そうすればどんなアンプでも使用できますが、アンプに最初から装着されているものがお手軽だと思います。

 上記の方法は純正のオーディオをそのまま使用出来ますので、S2000のリモコンが使えなくなるような事はありませんので。
 
 さて、ここまで来れば残るはスピーカーです。
 何故、スピーカーを最初に交換しないのか?まあ、音が多少は良くなりますが、ほとんど錯覚と思って間違いないと思います。
 ただ、単純にスピーカーを交換しても、音の鳴り方やチューニングが違うだけど、それが音が良いとは言いきれない部分も実際にあるのです。
 それに、基盤がないと、スピーカーは鳴ってくれません。もちろん、音は出ますがね。
 逆に、スピーカーを最初に交換すれば、それだけでもう終わりと思ってしまう方も多いので、あえてこのような順序で書いた訳です。
 さて、スピーカーを選ぶのに、このアンプを増設したおかげでかなりのレベルのスピーカーを選べます。5万弱までいけるのではないでしょうか?
 単純なトレード・インの場合では二万円くらいのスピーカーが限界です。入れても逆に鳴りません。多分、ショボイ音が出てくると思います。

 スピーカーを選ぶ段階で個人的にお勧めするのが、イメージダイナミックス、JLオーディオ、MBクオート、ダイヤモンド等がお勧めです。他にもあると思いますが、そんなに聞いたことがないので、なんとも言えません。
 どのスピーカーもコアキシャルと言って、真中にツイーターが装備されている物です。
 中には、ネットワークがあるものがあるので、多少は装着が面倒ですが、その分音が洗練されています。単純に言えば、上手く調律されているのですね。

 http://toshi.cside.ne.jp/new_caraudio4.htm

 上記はネットワークをドア内に入れた方法ですので、参考にしてください。

 ちなみに、スピーカーはある種値段でかなりクオリティーが違います。1万から2万、3万から5万、5万かあ10万、10万以上とそんな感じで区別して構わないと思います。
 3万から5万で選ぶのなら、音の良い悪しはそんなにありません。もちろんないとは言いませんが、問題は音の好みです。
 あるスピーカーは高音が綺麗だとか、あるスピーカーは低音が確りしているとか、ある物は音が明るいとか、またはしっとりしているとか、いろいろ好みがあると思いますので、ショップでの試聴をお勧めします。
 ただし、車に装着すると、その音がそのまま出てくるとは限りません。まあ、ほとんど違います。それは、ボディーの剛性に関与しますし、チューニングにも関与しますが、高音が綺麗だと思って買ったのに、キンキンしてうるさいなんて事も良くありますので、あくまで試聴は参考にしかなりませんので。
 
 三万円くらいまでの、スピーカーでしたら、今までの防振でも大丈夫かと思いますが、JLくらいになると、もう少し防振を必要としてきます。
 下記がその方法です。

 http://toshi.cside.ne.jp/new_caraudio3.htm

 ただし、純正スピーカーでこんな事をしたら、全然低音がでなくなってしまいますので、良く最初からかなりの防振をするショップがありますが、はっきり言って間違いです。
 ある程度、振動が起きないと、スピーカーは鳴らないのです。振動が多すぎても駄目ですが、少なすぎても駄目なので、この辺が最後は自分の耳が頼りになります。
 そんな事が分るのかって?
 今までの事を順序正しくやっていれば、きっとあなたの耳は以前よりもきっと良くなってますので、大丈夫だと思います。
 最後のチューニングは、制振材のつけたり、外したりの、まめな作業を怠らなければきっとあなた好みの音が出てきます。
 また、音のチューニングをする際は自分の好きなCDや出来れば曲までも決めてチューニングすることをお勧めします。そうしないと、目標が出来ないですからね。
 ある程度、決まってきたら他の曲を使うのも最後の煮詰めに必要ですが。
 
 これ以上先は、違うスピーカーを使うとか、違うアンプを使うとかの好みのチューニングもありますが、最後はきっとヘッドを交換するしかないと思います。
 その場合はもちろんリモコンは使用出来なくなります。だから、どっちを選ぶかですね。リモコンに拘るのか?そrとも音に。
 最近のヘッドユニットはイコライザーやタイムアライメントみたいな機構もありますので、いろいろとチューニングに役立つ可能性もあります。
 私も、前のヘッドの時は使用してました。
 また、ヘッドを交換した場合はARCコードでの配線になりますので、コードも選べるし、やはり音質には断然有利なのはあたりまえですよね。
 
 まとめになりますが、最初の雑学でも書きましたが、車の中の時間は音楽を結構聴くので、やはり音が悪いよりは良い方がいいに決まってますよね。
 そんな訳で、ヘッド交換をしなくても良い音を出す方法はありますし、アンプから含めても10万円以内で納まりますので、このページを見て、一人でもオーディオを弄って、喜んで頂ければ幸いです。
 また、私のカーオーディオの雑学は、AUTO SOUNDと言う、車のオーディオ雑誌から勉強したものも多いので興味ある方は、本屋で見てみてください。
 私がオーディオを自分でやるのはショップでは自分好みの音のセッティングは時間的にも、不可能ですし、自分の車は日々音が変化してきます。だから、どんなプロでも私の好みの音までは理解してくれないから、仕方なく始めたのです。
 はっきり言って、私は物好きに見えますが、全然物好きではありませんので。よ〜く覚えておいてくださいね。
 サスのセッティングもそうですが、ただ我慢出来ない、わがままな性格なだけです。

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